心理的アセスメントとは

カウンセリングや心理的援助が必要な方にはまず心理的なアセスメント(評価・分析)というプロセスが取られます。

心理的アセスメントとは、「面接や観察、心理検査などを通して、クライエントを様々な視点からとらえ、クライエントが抱えている問題を理解すること」です。

アセスメントと通常の医療の診断との違いは、健康的側面やその人らしさとして行動特性や性格特徴、潜在的な可能性といった側面もとらえた、全人格的な理解に努めることです。

多面的な側面からクライエントを理解しようとする姿勢が重要となります。

診断と治療はともに進む

医療においては診断プロセス自体が最初から治療的側面を持ち、診断とともに治療が進むプロセスが見られますが、心理的アセスメントにおいてもこの観点が重要です。
客観的な検査や評価だけでなく、クライエントの潜在的な可能性を見出し、それに期待や信頼を寄せることが求められます。
具体的なアセスメントの方法としては、行動観察法、面接法、心理検査法が挙げられます。

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