MPI(モーズレイ性格検査)は1950年代にアイゼンクが開発した質問紙法のパーソナリティ検査です。
その特徴は、アイゼンクの性格理論にそって、人の性格を2つの次元からとらえるところにあります。
モーズレイ性格検査の2つの次元
N尺度(神経症的傾向)
E尺度(外向性-内向性傾向)
検査では、この2つの尺度各24項目に中性項目12、L尺度(虚偽発見尺度)20項目を加えて、合計80項目があります。
「はい」「いいえ」「どちらでもない」の3件法です。
16歳以上の成人に適用できます。
クライエントのパーソナリティ診断、心理葛藤や情緒状態の確認、性格把握など、様々な場面で活用されます。